概要
OpenClaw はセキュリティ向上のため、分離された Docker コンテナ内でエージェントを実行できます。sandbox コマンドは、アップデート後や構成変更時などにこれらのコンテナを管理するのに役立ちます。
コマンド一覧
openclaw sandbox explain
実際に適用されているサンドボックスモード、スコープ、ワークスペースへのアクセス権限、ツールポリシー、および権限昇格ゲートの状態を確認します。修正が必要な場合の構成キーのパスも表示されます。
openclaw sandbox list
すべてのサンドボックスコンテナの状態と構成を一覧表示します。
- コンテナ名とステータス(実行中/停止中)
- Docker イメージ名、および構成と一致しているか
- 作成からの経過時間
- 最終使用からのアイドル時間
- 紐付けられているセッションまたはエージェント
openclaw sandbox recreate
サンドボックスコンテナを削除し、最新のイメージや構成で強制的に再作成します。
--all: すべてのサンドボックスコンテナを再作成--session <キー>: 特定のセッションのコンテナを再作成--agent <id>: 特定のエージェントのコンテナを再作成--browser: ブラウザ用コンテナのみを再作成--force: 確認プロンプトを表示せずに実行
ユースケース
Docker イメージを更新したとき
サンドボックスの構成を変更したとき
setupCommand を変更したとき
特定のエージェントのみを更新したいとき
なぜこの操作が必要なのか
問題: サンドボックス用の Docker イメージや構成を更新しても、以下の状況が発生します:- 既存のコンテナは古い設定のまま動き続ける
- コンテナは 24 時間以上アイドル状態でなければ自動削除されない
- 頻繁に使用されるエージェントでは、古いコンテナがいつまでも残り続ける
openclaw sandbox recreate を使用して古いコンテナを強制的に削除してください。次に必要になった際に、最新の設定で自動的に再作成されます。
ヒント: 手動で docker rm を行うよりも、openclaw sandbox recreate の使用を推奨します。ゲートウェイのコンテナ命名規則に従って処理されるため、スコープやセッションキーが変更された際の不一致を避けることができます。
構成設定
サンドボックスの設定は~/.openclaw/openclaw.json の agents.defaults.sandbox 配下に記述します(エージェントごとの上書きは agents.list[].sandbox で行います):
関連情報
- サンドボックス詳細ドキュメント
- エージェント構成
- Doctor コマンド - サンドボックス環境のチェック